大通BISSEトップページ/ショップからのお知らせ/ニホンドウ漢方ブティック/今月のちょこっと養生コラム ~三月~ 【〜一に養生、二に漢方〜】


前の記事  「ニホンドウ漢方ブティック」の一覧に戻る  次の記事
2023/03/01ニホンドウ漢方ブティック

今月のちょこっと養生コラム ~三月~ 【〜一に養生、二に漢方〜】

みなさまこんにちは。季節の変わり目ですがご体調はいかがですか?
この時期、陰(冬)→陽(春)への変化が1年で最も大きく、心も身体もストレスを受けます。
さまざまな不調が出やすくなりますので、日々養生しなければいけませんね。


薬日本堂には『一に養生、二に漢方』という、私が大好きな理念があります。


まず、漢方についてお伝えすると、
漢方とは、奈良時代以降、中国から伝来した古代中国医学を元に、日本の民族・風土の影響の下で独自に発展し、実践されてきた考え方です。
 中国医学は「✳︎中成薬成、鍼灸、気功、按摩、養生などの方法」を用いて治療を行いますが、その基本は「養生」にあり、病気にならないこと=自然治癒力を高めることにあります。


そして、養生とは、
病気にならないだけでなく、生命(いのち)を最大限に輝かせるために、ご自身で気をつける行いと考えると良いでしょう。


例えば、
頭痛と肩こりでお悩みの40代の男性の習慣が下記のようであるとします。
・ほぼ外食、毎晩お酒を飲む
・残業が多く寝るのは深夜→時間がないので朝食は食べない
・休みの日は疲れているので家でゴロゴロする
・趣味はホラー映画、対戦型のTVゲーム
このような方が漢方薬を真面目に飲んでも、「養生」しなければ頭痛と肩こりを『治癒』にもっていくことは難しいです。
(ホラー映画やゲームがNGなのではなく、過剰だと脳が休まらないため例に挙げています)
⭐︎食養生として...お酒の頻度を減らして朝ごはんを食べる
⭐︎休養生として...寝る時間を1時間早くする、夜はPCから離れる
⭐︎動養生として...散歩する、一駅歩く、
他にも、自然に触れる/瞑想する/ゆっくり入浴する
などいろいろな養生があります。


悪い習慣がたくさんあればある程『変わることができる可能性』が高いということですし、
良い習慣がたくさん身につけば、『心身は真の健康に近づく』ということになります。


治す、癒すのは我々の心身であって、漢方薬そのものではありません。
日々養生するのです。それでもダメなら漢方相談にいらしてくださいね。
それこそが「一に養生、二に漢方」


2020年4月から丸3年担当させていただきました、『ちょこっと養生』ですが、今回をもちまして終了します。
毎月貴重なお時間をこちらのコラムに割いていただき、心からありがとうございました。


皆さんの更なる心と身体の健康を祈念いたします。


nihondoh_230301_img.JPG


✳︎漢方薬...生薬と呼ばれる、植物、動物や鉱物などの薬効となる部分を、2種類以上、決められた分量で作られたもの。


漢方スタイリスト/フォト/ヨガ講師/アロマ検定1級 工藤かおり


新型コロナウイルス対策による外出自粛中の漢方相談を
安心安全に実施するためにお電話での漢方相談を強化しております。
ご相談は0120-53-4193もしくは メールsapporo_odori@nihondo.co.jpまでご連絡ください。

薬日本堂公式LINE
https://bit.ly/2CVv419

ニホンドウ漢方ブティック札幌大通店は"人体改造カブ式会社"を応援しています。
https://www.sapporoekimae-management.jp/contents/人体改造カブ式会社/

前の記事  「ニホンドウ漢方ブティック」の一覧に戻る  次の記事

大通BISSEテナント一覧


スマートフォン版サイトへ